日本全国の様々なエリアで、ポスティングタイプの地域情報誌が発行されています。こういった情報誌へとチラシを挟み込んでポスティングをする「情報誌挟み込みポスティング」と、チラシのみをポスティングする「通常ポスティング」では、配布の仕組みやチラシの反響が異なる傾向にあります。どのような違いがあるのか、メリット・デメリット・実際の事例を含めて見ていきます。
この記事で得られること(この記事は3分で読めます)
・「情報誌挟み込みでの配布」と「チラシだけでの配布」の違いがわかる
・情報誌に挟み込むメリットがわかる
・実際の事例を知ることができる
比較してみよう!「情報誌挟み込みポスティング」と「通常ポスティング」の違い
配布単価の違い
エリアや配布会社にもよりますが「情報誌挟み込みポスティング」と「通常ポスティング」では配布単価が異なることがあります。 全国的に見ると「情報誌挟み込み」の方が安い傾向にあります。
配布期間の違い
週1回発行、隔週発行、月1回発行など、情報誌は発行・配布期間が決まっているものなので、「情報誌挟み込みポスティング」はそのスケジュールに合わせる必要があります。 エリアや配布会社によって異なりますが、「通常ポスティング」では希望の配布期間を選択できることが多いです。
配布エリアの違い
「情報誌挟み込みポスティング」の方がより一度に多くのエリアに配ることができる傾向にあります。また、情報誌は配布エリアが決まっているため、配布したいエリアを詳細に指定できないという事が稀に起こります。 この辺りはポスティング会社によって異なりますので、事前に確認すると良いポイントです。
配布方法の違い
各クライアントから預かったチラシをまとめて一緒にポスティングするという点では大きな違いは無いです。「情報誌挟み込みポスティング」はその名の通り、情報誌の中にチラシを挟み込んで配布します。中には「情報誌へは挟み込まないが、一緒に配布する」というサービスを提供している会社もありますので、確認してみて下さい。 「通常ポスティング」は各クライアントから預かったチラシを重ねて配布する方法と、B4サイズなどの大きなチラシにその他のチラシを挟み込んで配布する方法があります。
反響の違い
情報誌に挟み込まれることで、チラシ自体の視認率が下がることになりますが、 情報誌の固定読者はしっかりとチラシを見てくれる可能性が高まります。 上記の理由より、「通常ポスティング」と「情報誌挟み込みポスティング」を比較しても大きな差は無いと捉えて良いです。 ただし、これはチラシ内容によって異なるというデータも出ています。 情報誌の読者層に合わないようなチラシ内容の場合は、「通常ポスティング」の方が良い反響に繋がりそうです。
情報誌挟み込みポスティングのメリット3つ
配布単価が安い傾向にある!
配布会社にもよりますが、通常ポスティングと比較すると安い傾向にあります。
特定の層にターゲティング出来る!
特定の層にターゲティング出来る! 情報誌の読者=メインターゲットとなります。 情報誌ごとに少し違いが有りますので、直接確認してみて下さい。
配布に関わるクレームを減らすことができる!
配布に関わるクレームを減らすことができる! 長く続いている情報誌ほど、地域の方に受け入れられていますし、繰り返し配布している事によって配布拒否宅の精度も高いです。 「チラシを投函しないで」というクレームが起きてしまう事もあります。こういったクレームは「情報誌挟み込みポスティング」の方が少なくなるデータが取れています。理由としては、定期的に配っているので配布NG宅のリストが管理出来ている事、チラシはいらないが情報誌は読みたい、地元を盛り上げている情報誌に対して心理的な理由からクレームを言い辛くなるなどが挙げられます。
静岡県で実際に取り扱った情報誌挟み込みの事例
建売住宅の販売チラシ
「通常ポスティング」と「情報誌挟み込みポスティング」の反響を比較・検証した事例。
結果としては、情報誌挟み込みポスティングの方が約1.2倍の反響に繋がりました。 地域情報誌に挟まれて届くことで、チラシ自体にも安心を感じることが出来て、お問合せにつながっているのではという仮説を立てています。 それ以来、定期的に情報誌への挟み込み配布を行って頂いています。
習い事のチラシ
小・中学生をターゲットにした習い事のチラシを3.7万部配布して、93件の予約に繋がりました!
30-40代の女性をターゲットにしている情報誌なので、小さいお子さんをお持ちのママさんが読者に多いことが反響の要因だと思われます。
商業施設のチラシ
複数テナントが入っている商業施設さまのチラシを長期休暇前のタイミングで挟み込み配布しています。複数テナントが入っている商業施設さまのチラシを、夏休みなどの長期休暇前のタイミングで情報誌に挟み込み配布しています。 休日にファミリーで買い物で出かけるというご利用が多い施設のため、情報誌との相性もピッタリです。毎年定期的に挟み込み配布を頂いております
共済保険のチラシ
子供からお年寄りまで加盟している共済保険のチラシは毎月のように挟み込み配布をしています。小さいお子様をお持ちの親御さまがメインターゲットですので、情報誌挟み込みをお選び頂いています。
まとめ
チラシポスティングは情報誌に挟み込む方法があり、メリットも多いです。チラシだけで配布するポスティングで反響に繋がらない、新聞折込の反響が落ちてきたといったときには、一度試してみてはいかがでしょうか?
記事作成会社
株式会社リック 1989年静岡県で創業。広告代理業を礎に自社媒体・自社ポスティング組織を構築。
自社発行の情報誌mydo(マイドゥー)は30年に渡り毎月47万世帯にポスティングしている。
静岡県のポスティングにおいては100万部を超える配布網を築いており、県内随一のポスティング手配力。現在はWEBマーケから情報誌制作・ポスティングまでのオンライン・オフライン広告を自社で行う課題解決型の広告会社として、静岡県内でも稀有な存在。株式会社リック