ゴールデンウィークが終わり、初夏の空気を感じる季節。
日差しが強まり、半袖姿の人も増えてくるこの時期、多くの人が「夏」を意識し始めます。
- 「薄着になる前に、体を絞りたい」
- 「水着を着る前に、お腹周りをなんとかしたい」
- 「肌の露出が増え、ムダ毛が気になってきた」
──そんなニーズが高まる今、ジムやパーソナルトレーニングなどのフィットネス業界・そして痩身や脱毛を取り扱うエステサロンにとっては年間でも有数の集客チャンスが訪れています。
特に6〜7月にかけての“夏本番”に向けて、理想の体に近づきたい・ムダ毛のないツヤツヤ肌を手に入れたいという人にアプローチするには、今が最適なタイミング!
地域密着型ビジネスであるフィットネスジムやエステサロンにとって、今時期のポスティングによるチラシ配布は極めて有効な手段です。
この記事では、そんなフィットネス・エステ事業者向けに「夏の集客を成功させるために、今こそやっておくべきチラシ活用戦略」について、具体的なノウハウとともに詳しくお伝えします。
【この記事からわかること】(約10分で読めます。)
- フィットネスジムが今やるべき販促方法がわかる
- エステサロンが今やるべき販促方法がわかる
- この時期に打ち出すチラシの抑えるべきポイントがわかる
- これから打ち出すキャンペーン内容の参考になる
チラシが“今”再評価されている理由
SNSやWeb広告、動画マーケティングなど、集客手段は多様化しています。
しかし、リアルで物理的に届くチラシの力は、今も根強く残っています。
商圏エリア内の人の手に直接届く
その理由の一つが「地域密着性」と「接触の確実性」。
たとえばジムやエステサロンのような店舗型ビジネスでは、商圏が限られているため、Web上での広告よりも近隣住民への直接アプローチの方が、反応が出やすいことが多々実績としてあります。
さらに、スマホ広告とは違い、チラシは物理的に手に取ってもらえる媒体であるため、ポストに入っていたチラシを何気なく見て「ちょっと気になる」と思ってもらうことができれば、そのまま体験予約や問合せにつながることも珍しくありません。
メインターゲットに確実に届く
フィットネスジムやエステサロンの主なターゲット層は、以下のような客層です。
- 健康意識が高まる50代、60代
- 仕事や育児がひと段落した主婦
- 美容意識の高い成人女性
年齢層が高くなるにつれ、まだまだデジタル広告よりアナログ広告の方が馴染みが深いのも現状。
紙媒体であるチラシは、ターゲット層に有効的な広告手段であることが言えます。
また主婦向けのフリーペーパーなどにチラシを挟み込んでポスティングする手法なら、ターゲット層に対してより明確に情報を届けることができます。
さらにお得なクーポンやWEB予約フォームなどを取り入れることで、若い層のターゲットにもしっかり訴求することができますよ!
6月までに対策するべき理由
チラシは配布までに準備期間が必要な媒体です。デザイン、印刷、配布といった工程を考えると、集客したい月の2〜3週間前には配布手配を完了しておくのが理想。だからこそ、「夏に向けて反響を得たい」のであれば、今このタイミングで手を打ち、6月までに対策する必要があるのです。
なぜ6月がフィットネス業界にとって勝負の月なのか?
五月病という言葉が聞かれるように、なんとなく心身に不調の出やすいこの季節。
健康を意識し、快適に過ごしたいニーズが高まっています。
それに続く6月は「梅雨で運動不足になりがち」「気温が上がってきて体型が気になる」「夏まであと少しで焦りが出てくる」といった背景が重なり、人々の健康意識が高まりやすい時期です。
以下の3つの理由から、フィットネス業界にとって6月は集客の好機といえるでしょう。
夏前のダイエット需要が高まる
「あと1〜2ヶ月で夏本番」という焦りが出始めるのが6月。
短期間で成果を出したいという人が増え、「結果が出る2ヶ月集中プラン」「6月スタート限定ダイエットコース」などの訴求が非常に効果を発揮します。
梅雨で屋外運動が難しくなり、ジムへの関心が増す
6月は雨の日が多く、ランニングやウォーキングといった屋外での運動が制限されがち。その代わりに、屋内で快適に運動できる場所としてフィットネスジムが注目されやすくなります。
「天候に左右されず運動習慣を継続できる」という点を強調するのも一つの戦略です。
ゴールデンウィーク後の“健康リセット欲”
長期休暇の影響で食べ過ぎたり、運動不足になったりした人は、「そろそろ戻さなきゃ」という気持ちが高まるころ。
そうしたタイミングに合わせて「6月末までの体験キャンペーン」「今始めれば夏に間に合う」というメッセージを出すことで、行動のきっかけを提供できます。
なぜ6月がエステ業界にとって勝負の月なのか?
気温や湿度が高くなり、半袖やノースリーブなど薄着になる機会が多くなるタイミング。
肌の露出が増え、ムダ毛が気になり始める時期です。
また、プールや海水浴、夏休みのイベント、お盆休みの旅行など、先々の予定を立て始める方が増え、「それまでになんとかしたい」というニーズが高まるのがこの季節です。
日頃のお手入れから解放されたいニーズが高まる
ただでさえジメジメと暑苦しい季節。
肌の露出が増えムダ毛の自己処理が頻繁になると、その煩わしさに悩む方も増えていきます。
特に、ムレやニオイの気になる「ワキ脱毛」や「お得な全身脱毛」を打ち出すことで、注目度がアップします。
「水着を着る」という明確な目標がある
夏、水着を着る機会のある人は、体型やムダ毛に敏感になっているタイミング。
お腹周りや二の腕、太ももの痩身など、即効性のある体形変化を期待しています。
「まだ間に合う」「1回でも効果を実感」といった文言が効果的!
また、水着からはみ出るムダ毛を気にする方も多く、VIO脱毛の需要も高まります。
チラシで押さえるべき3つのポイント
では、実際にどのようなチラシを作れば良いのでしょうか?この時期、フィットネス業界やエステサロン業界で反響を得やすいチラシには、共通する3つの要素があります。
“短期集中”をキーワードに
「結果が出た人続出」「間に合う」といった短期間での成果に訴える内容は、季節的なニーズと合致しやすいです。
- 「6月スタート!2ヶ月集中ダイエットプラン」
- 「夏までに5kg減!パーソナルサポート付き」
- 「面倒な自己処理にサヨナラ!今こそ始める全身脱毛」
人は期限があると行動しやすくなるため、「今だけ」「期間限定」といった要素を盛り込むと効果的です。
行動のハードルを下げる特典を用意
最初の一歩を踏み出してもらうためには、気軽に参加できる「無料体験」「入会金無料」「体験後に入会で初月半額」などの特典も有効的です。
「ジムの設備や雰囲気を見てみたい」「脱毛の痛みに耐えられるか心配」そんな方に訴求する文言を添えるとよいでしょう。
特におすすめなのはペア体験や紹介キャンペーン。チラシを見て「誰かと一緒に行ってみよう」と思わせることで、1人の反応が2人分の集客につながることもあります。
目を引くデザインと信頼感のある写真
- 梅雨時期のジメジメ感を一掃する爽やかな配色(青・白・緑など)
- 実際の会員の声や利用者の写真
- 明るく清潔感のあるジムやサロン内の写真
これらを盛り込むことで、「安心して通えそう」「自分も変われそう」と感じてもらえるデザインになります。
チェックリスト|今やっておくべき準備
夏前のポスティングに向けて、今こそ準備を始めましょう!
チラシの制作はもちろんですが、その前に入念に戦略を練り、確実に反響の出る方法を策立てていきましょう。抑えるべきポイントは以下です。
- 配布地域はターゲットの生活圏に合っているか?配布エリアの世帯数は?
- 6月のキャンペーンやプログラムは準備済みか?
- 反響が出やすい“特典”や“限定感”をチラシに入れているか?
- デザインは清潔感・信頼感を与えるものになっているか?
- 配布スケジュールは6月の動きに合わせて逆算されているか?
これらは、チラシのポスティング業務を承っている地域密着の広告会社に相談することで、具体的な策を提案してもらうことができます。
配布エリアや配布部数、チラシのデザインや内容、ポスティングのタイミングなどに迷ったら、一度問い合わせてみるとよいでしょう。
成功事例なども持ち合わせている業者が多いため、より反響率の高いポスティングを実施することができるはずです。
まとめ
集客を制するのは「季節を読む力」です。
フィットネス・エステ業界は、「どんな内容を提供するか」と同じくらい「いつ・誰に・どう届けるか」が成功の鍵を握ります。
夏前の集客を成功させたいなら、その布石は5月中に打っておくべき。反応率が高まる“今”のタイミングで、ポスティングを活用したチラシ施策を展開しましょう。
記事作成会社
株式会社リック 1989年静岡県で創業。広告代理業を礎に自社媒体・自社ポスティング組織を構築。
自社発行の情報誌mydo(マイドゥー)は30年以上に渡り毎月46.5万世帯にポスティングしている。
静岡県のポスティングにおいては100万部を超える配布網を築いており、県内随一のポスティング手配力。現在はWEBマーケから情報誌制作・ポスティングまでのオンライン・オフライン広告を自社で行う課題解決型の広告会社として、静岡県内でも稀有な存在。株式会社リック
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