自分でチラシを作りたい人必見!広告クリエイター直伝「反響の出るチラシの作り方」コツとポイント

ポスティングの使い方

「自分のお店のチラシを自分で作りたい!」
「イベントのチラシづくりを任されたけど、初めてで…」

そんな個人事業主さん、店長さん、広報さん、広告担当者さん、必見!

さまざまな業種のチラシを制作してきた現役の広告クリエイターが、
初めての方でも簡単に取り入れられる「チラシ作りの基本」を伝授します。

デザインを学んだことがない、文章力がない、絵心がない、パソコンが苦手…

心配ありません!大丈夫!
手書き派の方にもパソコン派の方にも共通するチラシ作りのコツ、お教えします。
なんとなくでチラシを作り始める前に!ぜひご一読ください。

この記事でわかること(この記事は5分で読めます)

  • チラシ作りの基本がわかる
  • チラシ作りのコツがわかる
  • チラシ作りにおける注意事項がわかる

そもそもそのチラシ、何のために作るの?

冒頭からこんなことを聞くのもなんですが……なぜチラシを作りたいのでしょうか?
チラシ作りにおいて、一番大切で・一番見失いがちなのが「目的」です。
なんとなく、作るべき。なんとなく、あった方がいい気がする。
とりあえず作れば反響があるはず。……それではもったいない!

時間とコストと労力をかけて作るチラシですから、何のために作るのかを明確にしておきましょう。
それが伝わるチラシは、ちゃんと反響に繋がります!

ゴールを定める

そのチラシを見た相手に、どうしてもらうことがゴールなのか。
小学生にもわかる言葉で、なおかつ簡潔に1文で、答えられますか?

その「目的」があってこそ、
用紙の大きさ、厚さ、レイアウト、用意する枚数など、チラシのデザインが決まるんです!

  • オープンしたばかりのお店のことを知ってほしい
  • 新しい商品を買ってほしい
  • 週末のイベントに来てほしい など

このように、まずは1文で表してみましょう。
これが定まっているのといないのとでは、チラシの効果に差が出ます!

これについての必要情報を、チラシの中で一番目立つように構成します。
写真やイラストを盛り込んで情報が多くなっても、絶対に忘れないでくださいね!

ターゲットを定める

次に明確にすべきことは「だれに、どんな人に」知ってほしいのか、来てほしいのか。
ターゲットを具体的にすることです。

  • 店舗から徒歩20分圏内に住む人
  • 20~30代の働く子育てママ
  • 賃貸物件住まいのファミリー層 など

ターゲットを明確にすることで、
チラシの見出し、写真、イラスト、色使いなどのコンセプトが定まってきます。

たとえば、

  • 見出しに「〇〇町にお住いの皆さまへ」と書いて目を引く
  • 店舗の外観写真を添える
  • 若い女性の目を引きそうな色合いやテイストで構成する
  • ポップでカラフルなデザインにして、子どものイラストや写真を載せる

このような工夫ができるのです。
それだけで、フォントや文体、デザインが定まってくるでしょう?

当たるチラシ作りは、
「ゼロから考えるのではなく、すでにあるものを明確にすること」から始めるのです。

チラシ作りのポイント①基本のレイアウト

基本の書き方「Zの法則」

チラシを読む人は、まず紙の上部左から右へ目を通し、そして下部左から右へ視線を移動させるという法則があります。これを「Zの法則」と言います。


チラシを手に取った人に内容を読んでもらえるかどうかは「チラシの上部(見出し・キャッチコピー)にかかっている!」ということです。

つまり、一番伝えたいことは「上部左から一列で」書く!
これがもっともオーソドックスな、超基本のレイアウトです。

たとえば、

  • NEW OPEN!「〇〇の店」「店名」
  • 夏服決算セール!「日付」
  • 予約不要でネイルができちゃうサロン♪ など

一番伝えたい情報やメリットを見出しに大きく書きましょう。
それによって、チラシを手に取った人にどんないいことがあるのか期待させるキャッチコピーであるとなお良し◎
それ以降の情報を読みたくなるような見出しにすることがポイントです。

そして一番下には「相手にしてほしいこと」を書きます。

  • まずはお問い合わせください「電話番号」「問い合わせ先」「担当者」
  • いつでもお気軽にご来店ください「住所」「店名」
  • 詳しくはホームページをご覧ください「URL」「QRコード」
  • 当日お待ちしております!お車でお越しの方は…「駐車場」「マップ」

このように、チラシの目的に合わせたアクションを明確に記載することで、
より反響の出やすいチラシをつくることができます!

チラシ作りのポイント②見やすいチラシにする方法

続いて、本文の書き方やレイアウトについて、ポイントごと詳しくご紹介します。

文字 編

  • 全体に統一感を持たせるため、使用するフォントは2~3種類にとどめる(おすすめフォント:明朝体、ゴシック体、筆書体など)
  • 読みやすさを重視し、一文の長さを約40字以内にする
  • ポジティブな言葉を取り入れる「ありがとう」「幸せ」「お得」
  • 小学5年生でもわかる言い回し が基本!
  • 堅実なイメージを与えたい場合、漢字をしっかり使う(不動産、弁護士事務所など)
  • 親しみやすいイメージを与えたい場合、あえてひらがなを使う(保育施設など)
  • 新しさやオシャレ感をアピールしたい場合、カタカナや英字を使う(サロンなど)
  • 誤字脱字がないか入念にチェックする(漢字の間違い、変換ミス、スペルミスなど)

色 編

  • 文字色は可読性の高い濃い色に(白地に黄色、黒地に青などはNG)
  • むやみに色を使いすぎない
  • 色のイメージをうまく利用する(はお得感、黄色は幸福感、は誠実さ、は親しみやすさなど)
  • ブランドカラー(お店や会社のロゴ、イメージカラー)を意識する

読みにくさや見にくさは、人によっても感じ方が違います。
入稿する前に、自分以外の人に一度目を通してもらうことをおすすめします。

チラシ作りのポイント③やってはいけないNG事項

チラシは、不特定多数の方の目に留まるもの。
だれが作ったものであろうと、ルールやマナーを守らないとトラブルの原因になりかねません。
広告表現における知識と、さまざまな配慮が必要なのです。

気を付けるべきポイントを一部ご紹介します。
なかには法律で定められている事項もあるため、注意してください。

  • データや根拠のないことを記載しない「日本一〇〇」「最高級」「リピート率100%」など
  • 価格はすべて税込み表示にする
  • 医薬品として承認されていない効果や効能を書かない「便秘が治る」「シミがなくなる」など
  • 他社や他社商品と比較しない、決して悪く言わない
  • 許可を得ていない写真やイラストを無断使用しない(商用許可、肖像権、著作権など)
  • 解像度の粗い写真や画像を使用しない(推奨解像度:300~400dpi程度)

チラシの原本ができあがったら

手書きなりパソコンなり、チラシの原本が出来上がった!
その次にすることは、印刷と量産です。

  • 手書きでとにかく、書きまくる!
  • 自宅やコンビニのプリンターで印刷、コピーする

もちろん可能ではありますが、印刷できる枚数は数十部から数百部と限られてきます。

印刷・ネットプリント

低コストで抑えたい!そんな方におすすめなのが、ネット印刷
手書きで作ったものならそれをスキャンしてデータ化、
パソコンで作ったものならそれをpdf化して、インターネットから入稿、注文しましょう。

100部単位~何十万部まで、幅広いロットで対応可能な場合が多いです。

  • パソコンが苦手で入稿や注文の仕方がわからない
  • そもそも何部印刷したらいいかわからない
  • 用紙のサイズや種類、どれを選んだらいいの?

そんな方は、お近くの広告会社・広告代理店へ問い合わせてみましょう!
「デザインから頼まなければいけない」と思われがちですが、
持ち込みデータや手書きの原本であっても、丁寧に対応してくれますよ♪

チラシが完成したら

チラシが出来上がった!ではそのチラシ、どうしますか?
街中で手配り?知り合いのお店に置いてもらう?
……なかなかの時間と労力がかかります。

せっかく思いを込めて作ったチラシ、しっかり反響を出したいですよね!

配布・ポスティング

多くの人に届けることができ反響を期待できるのが、ポスティング
地域のポスティング会社に配布すれば、一軒一軒のお家のポストに投函することができます。
新聞を購読していないご家庭にも届けることができるため、反響が出やすいと評判なんです!
配布エリア部数も細かく指定できるため、予算に合わせたマーケティングが可能◎
反響事例も豊富なため、プロの視点でアドバイスしてもらうことができますよ♪

チラシが段ボールに入ったままホコリをかぶってしまうようなことがないよう、
確実に届く方法で、着実に反響を出しましょう!

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記事作成会社
株式会社リック 1989年静岡県で創業。広告代理業を礎に自社媒体・自社ポスティング組織を構築。
自社発行の情報誌mydo(マイドゥー)は30年に渡り毎月47万世帯にポスティングしている。
静岡県のポスティングにおいては100万部を超える配布網を築いており、県内随一のポスティング手配力。現在はWEBマーケから情報誌制作・ポスティングまでのオンライン・オフライン広告を自社で行う課題解決型の広告会社として、静岡県内でも稀有な存在。株式会社リック

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