「チラシはどうせ捨てられる」……そんな考え、もったいない!
インターネットやSNSの普及により、デジタル広告が増え続ける時代―。
そんな中、アナログ広告の代表格である〝チラシ〟が
この世からなくならない理由は、ズバリ、反響があるから!
チラシは使い方次第で、ゴミにも最強のツールにもなり得ます。
ポイントは「保管率」にあるんです!
ポスティングチラシの価値を高め、より長く手元に残してもらうことで、
認知・集客・売上アップにつなげましょう!
この記事でわかること(この記事は10分で読めます。)
- チラシをより長く保管してもらうための方法がわかる
- 反響が出やすいチラシ制作のポイントがわかる
- 反響につながりやすいポスティングのコツがわかる
チラシで反響を出すために必要な「大前提」
チラシで反響を出すために大事なことは、ターゲットに確実に届けること。
もちろん物理的に「手元に届くこと」が大前提ですが、届いたそばから処分されては意味がありません。興味を持ってもらい、「行ってみようかな」「問い合わせてみようかな」と思わせること。
たとえその場で瞬時にアクションにつながらなくとも、チラシをより長く保管してもらうことで、その効果は持続するといえます。
- 繰り返し見てもらう
- 認知してもらう
- 必要なときに思い出してもらう
- 自分以外の誰かにも広めてもらう
これらのアクションにより、反響率がアップする可能性が高くなるのです。
反響の出やすいチラシのポイントは「即座に処分されないこと」「保管してもらうこと」にあるといえるでしょう。
読まれることなく捨てられてしまう「残念チラシ」の特徴
まず、目を通さずに捨てられてしまいがちなチラシとはどのようなものでしょうか。
- 「自分には関係なさそう」と思わせる見出し
- 「情報量が多すぎる」「手書きの文字が汚い」そもそも読む気をなくすデザイン
- 他のチラシに紛れて気づかれないサイズ
- 古紙回収のタイミングでちょうどポストに入っていたチラシ
上記に当てはまってしまうと、残念ながら「保管」の第一関門すら突破できません!
これらをもとに、捨てられないチラシのポイントをご紹介します。
せっかくのチラシを捨てられないためにできること3選
【取っておきたくなるチラシをデザインしよう!】
ターゲットにしっかり届くキャッチコピー
手紙と同様「自分宛に届けられたチラシだ!」と思ってもらうことが大切です。
そのため、人の目を引く〝キャッチコピー〟はとても重要。
チラシにおいて、読む人が一番最初に見る部分(多くの場合、チラシの左上や上部中央にあたる部分)に掲載する言葉は慎重に選びましょう。
- 「〇〇地域にお住まいの皆さまへ」
- 「夏までに体重を5KG減らしたいあなた!」など
どのような方に宛てたチラシなのか、ターゲット明確にすることが大切です。
そして、このチラシによってどのようなサービスを受けることができるのかターゲットにとってのメリットを分かりやすく明記しましょう。
キャンペーンやクーポンの「日付効果」
- 「早割キャンペーン!〇月〇日まで」
- 「このチラシ持参で特典あり 有効期限:〇月末」
キャンペーン期日や有効期限を記載することで、「もしかしたら使うかもしれない、その日までは取っておこう」という心理がはたらきます。少なくとも記載の期日までは保管してもらえる可能性がアップします。期日が過ぎる頃に、新しい日付のチラシを配布することをおすすめします。
なんとなく捨てづらい…顔写真入りチラシ
- わたしがつくりました!農家〇〇さん
- この地域を担当している〇〇です!
- 実際にご来店くださった〇〇さま&〇〇ちゃん
名前とともに顔写真が載っているチラシは、なんとなく処分しづらいもの。
にっこり笑顔や、小さなお子さまの写真はなおさら。
さらにそれが知り合いともなると、「〇〇さんがチラシに載ってる!」と家族や知人に見せたり、記念に取っておいたり、保管してもらえる可能性がアップします。
保管してもらいやすいサイズと厚さ
- お料理の写真にツヤがなく、おいしそうに見えない
- 他のチラシや郵便物に紛れてしまうほど小さい、薄い
このようなチラシは、捨てられてしまう可能性が高まります。
光沢ある用紙は、写真が美しく映え、見た目にも華やかで手にしてもらえる確率がアップ!
パンフレットやメニュー表、DMハガキのようにある程度の厚さがあるものは、シワや破れに強く、マグネット等で冷蔵庫に貼ってもキレイに長く保管してもらえることでしょう。
サイズとしては、掲載する情報量にもよりますが、他のチラシに紛れないA4サイズ以上がおすすめです。何かに挟んでポスティング・折り畳んでポスティングされることも考慮すると、B4サイズ以上が理想的です。
手に取ってもらえる確率をアップさせるため、他のチラシを差別化を図った特徴的な形状や折り加工、封書などもおすすめ!
ただし!サイズや形状によってポスティング単価が変わるため、チラシ制作時にコストを踏まえて検討しましょう。
【適切なタイミングでポスティングしよう!】
イベントなど、チラシに掲載した期日に合わせてポスティングする
新規オープンやイベント、キャンペーンなどの告知は、早く配布しすぎると忘れられてしまう可能性があります。約1週間前に配布すると、目にする場所に保管してもらいやすいでしょう。
業種別に最適なタイミングがある
たとえば、学習塾のチラシをポスティングするのに最適な時期はいつでしょうか?
講習の告知チラシであれば、夏休みなど長期休みに入る前と想像がつくことでしょう。
しかし実際にはそれでは遅く、近隣学校の期末テストの結果が出た頃や、成績表が配られた頃、近隣に競合塾ができた時など、より最適なタイミングは多々あります。
チラシの最適な配布時期は、業種やチラシの内容によって異なります。
情報や実績を多く持つ、お近くの広告会社やポスティング会社に相談してみることをおすすめします。
ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などの連休前はねらい目!
長期休みは、家族や親戚、友人同士など人が集まりやすいタイミング。
話題にしてもらえる確率が上がるため、長期休み前にポスティングを完了しておくのもおすすめです。
ゴミの回収もお休みになることが多く、食卓に置いておいてもらえる可能性が高まります。
注意!資源ごみ回収の曜日
ちょうど資源ごみ回収の日に届いたチラシは、古紙と一緒にそのまま紐で縛られてしまう可能性も…!
地域の資源ごみ回収日を確認し、そこから離れた日にポスティングを実施することで、可能な限り長く自宅に保管してもらうことができます。
【宅配フリーペーパーに挟んで届けよう!】
地域の宅配型情報誌(フリーペーパー)にチラシを挟んでポスティングする方法があります。
発行日に合わせてポスティングされるため配布時期はある程度制限されますが、確かな反響率が実績として多数報告されています。
月刊誌であれば、次の号が発行されるまで約1か月間チラシを挟み込んだまま、食卓など手に取りやすい場所に保管してもらえる可能性が高いのです!
新聞折込と比較した保管率の差は歴然!
新聞は毎日発行されるため、保管期間は新しい新聞が届くまでの1日ほど。
折り込みチラシも同様です。
翌日には古新聞と一緒に処分されてしまうリスクがあります。
読みものと合わせて目を通してもらいやすい
発行歴の長い地域密着のフリーペーパーには、ファンが多いです。
発行を楽しみにしている方も大勢いることでしょう。
フリーペーパーには読みものページも多く含まれており、チラシに比べて広告要素が低く感じられる場合が多いです。
そのため、チラシ単独でポストに投函される場合に比べて目を通してもらいやすい特徴があります。
必要としている人に届きやすい
フリーペーパーの読者層がチラシのターゲット層と合致していれば、チラシを読んでもらえる可能性が上がり、結果保管してもらいやすくなります。
フリーペーパーの内容にもよりますが、全戸配布型のフリーペーパーの読者層は多くの場合、20~40代の主婦層であることが多いです。
掲載されている他社と比較して問い合わせがくる例も
チラシは、フリーペーパーに掲載されている他社よりも多くの情報量を載せられる場合が多いため、比較検討された際に多くの反響が期待できると言えるでしょう。
まとめ
チラシをより長く保管してもらい、反響につなげるためには、
- チラシのデザインや仕様にこだわる
- 最適なタイミングで配布する
- ポスティングの手段を検討する
これらのことが重要であることを、お分かりいただけたでしょうか?
そしてチラシの制作やポスティングには、プロによる戦略アドバイスが求められることも多いです。
せっかくコストと労力をかけて制作したチラシを無駄にしないためにも!地域の広告会社やポスティング会社と連携を取りながら、確実に反響の出る方法を選んでいきましょう。
記事作成会社
株式会社リック 1989年静岡県で創業。広告代理業を礎に自社媒体・自社ポスティング組織を構築。
自社発行の情報誌mydo(マイドゥー)は30年に渡り毎月47万世帯にポスティングしている。
静岡県のポスティングにおいては100万部を超える配布網を築いており、県内随一のポスティング手配力。現在はWEBマーケから情報誌制作・ポスティングまでのオンライン・オフライン広告を自社で行う課題解決型の広告会社として、静岡県内でも稀有な存在。株式会社リック
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