【徹底比較】新聞折込とポスティング、どっちが効果的?

ポスティングの反響

初めてポスティングを利用される方、今まで新聞折込を利用されてきた方、改めて新聞折込の強みとポスティングの違いを比較します。

この記事はこんな方におすすめです。 (この記事は3分で読めます。)

  • ポスティングに興味がある。これから始めたい方
  • 新聞折込とポスティングの違いを詳しく知りたい方
  • 新聞折込を実施していたが、反響が落ちてきているとお悩みの方

新聞折込とポスティングの違いを徹底比較
家庭にチラシをお届けするという点では一緒ですが、「配布方法」「配布料金」「ターゲット」「広告効果」など、新聞折込とポスティングでは異なる点が多いです。 このコラムでは具体的にどのような違いがあるのかを見ていきます。

「新聞折込とポスティングを取り巻く現況」

新聞折込業界とポスティング業界 とは?

2022年の調査によると以下の通りです。 ・インターネット広告媒体費 2兆4,801億円(前年比115.0%) ・折込広告費 2,652億円(前年比100.8%) ・ポスティング市場 1,387億円(前年比108.1%)※「電通 日本の広告費2022円」より引用https://www.dentsu.co.jp/news/release/2023/0224-010586.html
新聞の購読者数は、2000年代に入ってから減少を続けており、スマホ普及と共に加速化、2023年現在では購読割合は6割ほどにまで低下しており、発行部数が減少する事で折込市場は伸び悩んでいる傾向にあります。 ポスティングは、折込広告費の減少に反比例する形で伸長傾向にあります。 求人情報、グルメ・飲食、塾・教育、住宅・不動産、宅配などの業種に加え、官公庁・自治体関連の配布物や公告などの引き合いも増えてきていると言えます。

番外編:デジタル広告VSアナログ広告だと?

先述の通りインターネット広告が伸びている時代ですが、チラシの効果は衰えてはいません。ネット広告で反響を出すことが難しいと感じた会社さんがチラシ広告に戻ってくる事例も多数ありますし、WEBサイトへ誘導するためにチラシ広告を活用する会社さんも多くなってきています。 新聞折込は購読数の減少により、折込可能部数が減少している傾向にありますが、 ポスティングに関しては媒体(購読数や視聴率)に影響されることは少ないため、大きな配布可能部数の減少は起きていない現状です。

新聞折込とポスティングのメリット・デメリット

高い?安い?配布料金やスケジュールは? などから比較する

高い?安い?配布料金に関して※B4サイズの場合
新聞折込の平均配布単価はおよそ4円。 ポスティングの平均配布単価もおよそ4円。 新聞折込との方がポスティング料金は同等となってきました。※静岡県
下記のメリットデメリットを比較し、目的や優位性で判断できます。

配布スケジュールに関して

新聞折込の配布スケジュールは、1日で完結。 ポスティングの配布スケジュールは、部数によって異なりますが1週間ほどが平均です。 1日でチラシを配り切れるという点では、新聞折込の方が有利と言えます。

配布部数に関して

新聞折込の部数は、新聞購読世帯とイコールになりますので、世帯数に対して6割が平均の部数となります。 ポスティングの部数は、世帯数に対して7・8割が平均的な配布部数となります。 同一エリアを比較すると、ポスティングの方が配布可能部数が多い(配布密度が高い)と言えます。
※折込のメリットとして過疎地に強い

ターゲットに関して
現在新聞を定期購読している世帯の8割が60代以上と言われているため、シニアマーケットの開拓には新聞折込が最適であると言えます。 ポスティングのターゲットは無差別であるため、若い方からシニアの方まで広い年齢層へのアプローチが可能です。また「集合住宅のみ」「戸建て住宅のみ」などの配布方法もありますので、さらに細かくターゲットを選定する事も可能です。 年齢層が広く、配布方法も選べるというでポスティングの方がターゲティングしやすいと言えます。 ターゲットという概念の中で配布選定の違い(町丁目で選べる)などはメリットになりませんか?

配布物に関して

封書やノベルティの配布ができるのもポスティングのメリットと言えそうです。

「結論。新聞折込とポスティングどちらが効果的か?」

業種や実例見る効果の違い

広告業種から見る効果の違い

新聞の購読者に対してチラシをお届けする「新聞折込」に対して、ポスティングは可能な限りのお宅にチラシを届けます。 よって、新聞のメイン購読者層のシニアがターゲットになるようなチラシ内容(健康食品・宅配サービス・介護など)の場合は新聞折込の方が効果的であると言えます。 反対に、若い方がターゲットとなるようなチラシ内容(住宅販売・飲食店・WEBサービスの告知・子供向けの学習塾など)はポスティングの方が効果的であると言えます。 また、シニア向けの内容であっても近隣の世帯になるべく多く届けたいといった場合は、新聞折込よりも配布密度の高いポスティングの方が効果的です。

実例から見る効果の違い ※事例のご紹介を踏まえ

新聞折込とポスティングを切り替えた事例をご紹介します。 「某ファミリーレストラン」 新聞折込→ポスティング クーポン付きのチラシを新聞折込からポスティングに切り替えた結果。 チラシのクーポン回収による売り上げが6.4倍。切り替えたことによる配布単価UP(広告費の上昇)を計算にいれても、ひと月あたり約40万円の売上UPに成功した。 近所のファミリー層がターゲットであるため、ポスティングに切り替えたことが当たった事例。 「某イベント告知」 ポスティング→新聞折込 週末イベントのチラシ告知をポスティングから新聞折込に切り替えた結果。 ポスティングだとチラシ搬入の〆切から配布完了まで10日ほど掛かっていたが、間に合わないため新聞折込に切り替える事で、上記内容のスケジュールを3日に短縮する事が出来た。 また、週末の朝刊に折込をしたため、当日の飛込みでの来場者数がポスティングよりも多かった。当日の告知が出来る点で新聞折込が効果的だった事例。 ※もう1つくらい折込からPOSでの成功事例があるとなお◎

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記事作成会社
株式会社リック 1989年静岡県で創業。広告代理業を礎に自社媒体・自社ポスティング組織を構築。
自社発行の情報誌mydo(マイドゥー)は30年に渡り毎月47万世帯にポスティングしている。
静岡県のポスティングにおいては100万部を超える配布網を築いており、県内随一のポスティング手配力。現在はWEBマーケから情報誌制作・ポスティングまでのオンライン・オフライン広告を自社で行う課題解決型の広告会社として、静岡県内でも稀有な存在。株式会社リック