ポスティング効果改善!「狭く深く」届けるチラシのターゲティング術

ポスティングの反響

チラシをポスティングする上でありがちなのが、
「できるだけ多くの人に届けたい」という思いから、1枚のチラシにたくさんの情報を載せるケース。
もちろん、その工夫自体は大切です。

ただしこれには、

  • 文字量や情報が多すぎて、読んでもらいにくい
  • 受取り手が本当にほしい情報が見つかりにくい
  • 誰に向けたチラシなのかが伝わらず、「自分ごと」として捉えてもらいにくい
  • チラシサイズが大きくなり、制作やポスティングにコストがかかる

このようなリスクが潜んでいます。

伝えたいことがたくさんある。それが裏目に出てしまい、伝えたいことがひとつも伝わらない。
そんなことは、もったいないですよね。

情報を絞り、ターゲットを明確にすること。
「広く浅く」が定番化したチラシを、「狭く深く」届ける効果的なチラシに変えてみましょう。

もしかしたら、ターゲットを絞ることに対し、「読み手を減らしてしまうのでは!?」と感じる方もいるかもしれません。その不安を払拭しましょう!

この記事では、ポスティングチラシにおいてターゲットを意識する重要性、
とりわけ「新規向け」チラシと「リピーター向け」チラシを分けるべき理由とそのコツをご紹介します。

【この記事からわかること】(約5分で読めます。)

  • チラシ制作におけるターゲティングのメリットと重要性がわかる
  • チラシ制作において取り入れるべきポイントがわかる
  • 新規客の集客の仕方がわかる
  • 既存客(リピーター)の集客の仕方が分かる
  • ターゲティングを意識したポスティングのコツがわかる

なぜターゲットを絞るべきなのか?

上記に挙げたように、伝えたいことを全部詰め込んだチラシは、情報量が多くなりがち。
チラシの「サイズ」という制限があるなかで、小さな文字を詰め込んだり、写真を多用しすぎたりすると、「結局何が言いたいの?」「一番伝えたいことは何?」となってしまうリスクがあります。

またチラシは手紙とは異なり、宛名がありません。不特定多数の人の手元に届く広告物こそ、誰に宛てたチラシなのかを明確にしなければ、どの人にも「自分ごと」として捉えてもらうことができず、ポストからそのまま資源ごみ行き、なんてことも……。

だからこそ、チラシに「宛名」をつけることが大切なのです。
「〇〇なあなたへ」「〇〇地域にお住まいの方へ」など、見出しで文字にするのも良いでしょう。
しかしまずは、もっと前提の企画段階から、誰に向けたチラシをつくるのか、内容の検討が必要です。

より効果的にポスティングで反響を出すためには、「新規の集客を目的とするのか」「リピーターを増やすための集客をするのか」そのどちらに注力するかをまず明確にする必要があります。

なぜ「新規向け」と「既存向け」で分けるべきなのか?

チラシを制作するにあたり、
「今このチラシを手に取る人は、どんな状態か?」と考えたことはありますか?

たとえば、
・はじめてお店やサービスを知る方
・一度利用したことがある方
・名前だけは知っている方

同じ地域に住んでいても、お客様の状態はさまざまです。
そしてそれぞれで、知りたいことも変わってきます。

新規には「安心」と「わかりやすさ」を

はじめてチラシを見る方にとっては、
「どんなお店なのか」「自分に合っているのか」がいちばんの関心ごとです。

そのため、新規向けのチラシにおいて押さえたいポイントは以下です。

写真(店内、外観、商品やサービス、人)

店内がどんな雰囲気なのか、大抵お店の外からはわかりません。店内の雰囲気や規模がわからない建物に入るのは誰でも緊張しますよね。店内がわかる写真を載せることで、来店のハードルが下がります。

また外観の特徴がわかる写真を添えることで「あ、あの看板の店か!」と記憶がリンクし、認知が深まることでしょう。

そのほか、どんな年代の人向けなのか・どんな人が働いているのか等、人物の写真が載ることで、チラシに信頼感や安心感を持たせることができます。

サービスの流れや特徴

初めてお店を訪れてから、商品やサービスを利用する一連の流れをイメージしやすくすることで、来店の一押しに繋がります。また独自の特徴や、実際に商品やサービスを使用した人の感想などを、目を引く短い言葉で表現することで、チラシにシズル感を持たせることができます。

価格帯や料金プラン

メニュー表や料金プランなどを用いて、あらかじめ価格帯値段を明確に表示することで、消費者は消費行動に移しやすくなります。不透明な部分がなくなることで、事業としての信頼感も高まります。

実績

「一日で〇〇食が完売」「〇〇テレビで紹介されました」「SNSで〇〇回再生」など、
具体的な評価や実績が書かれていることで、商品やサービスの価値をアプローチしやすくなり、新規のお客様を呼び込みやすくなります。数字を使うとより信憑性が高まります。

所在地マップなど店舗情報詳細

初めてお店を訪れる方のために、周辺マップをわかりやすく提示しましょう。最近では地図アプリの検索エンジンを使用して来店する方も多いため、建物名や住所を「〇〇と検索」などとわかりやすく明記すると良いでしょう。

リピーターには「きっかけ」を

一方で、すでに利用したことがある方や認知している方には、
もう一度足を運ぶ理由を届けることがポイントになります。

期間限定のイベントやキャンペーン

ポスティングチラシは配布時期を選んでアプローチすることができるため、期日や期間が定められたイベントに打って付け!「いつか行こう」が「この日に行こう」に代わることで、より再来を促すきっかけにつながります。

季節メニューや新サービス

「この季節にしか味わえないもの」「以前行ったときにはなかったサービス」を告知することで、「もう一度行ってみよう」という心理をくすぐります。

感謝を伝えるワード

一度来店したことのある方には「いつもありがとうございます」「店舗近隣の皆さまに感謝を込めて」など、感謝を伝えることで、チラシの読み手に好感を与え、深いエンゲージメントを築くことができます。

SNSへの誘導

InstagramのフォローやLINEのともだち登録など、定期的に・より深くお店やサービスを知ってもらえる機会をつくる仕掛けが、リピーター客の確保につながります。チラシにQRコードを掲載したり、それぞれの連携特典を設けたりするのも良いでしょう。

「新規と既存」二分化によるメリット

チラシを「新規向け」と「既存向け」に分けることで、
自然とそれぞれの情報量が絞られます。チラシのサイズも最低限に抑えることができます。
そしてなにより、チラシの言葉が自然と伝わりやすくなります。

誰に向けた言葉かがはっきりすると、読み手にとっても自分ごととして受け取りやすくなるのです。
これにより、「広く浅く」撒くチラシに比べ、「狭く深く」届けるチラシとして、反響が期待できるのです。

ポスティングにおいて意識したいポイント

上記チラシ制作のポイントを踏まえて、次に意識していただきたいのが、
実際にポスティングする際の、エリアの選定です。

GIS(地理情報システム)を使用すれば、どのエリアにどのような年代、性別、家族構成の人が多く住んでいる傾向があるかを知ることができます。
それらの情報をもとに、新規向けチラシをどのエリアに配布するか・既存向けチラシをどのエリアに配布するか、判断することが大切です。

業種にもよりますが、
ファミリー層が多いエリアを選定することで「家族で利用しやすい」「子どもと一緒に安心して過ごせる」といった新規向けの訴求をしたり、
あえて単身者の多いエリアを選定し、これまでとは違った客層から新規客を集めたり、
戦略の打ち方はいろいろあります。

店舗近隣やアクセスのしやすいエリアに限定してポスティングすることで、
すでに来店経験のある近隣の方に対し、
「お盆期間の営業案内」や「夏の特別メニュー」など、タイミングに合わせたリピーター施策を効果的に打つことも可能。

地域の特性と季節の動きを組み合わせることで、ポスティングの精度はさらに高まるのです。

まとめ

ポスティングは、地域に直接アプローチできるシンプルで強力な手法です。
だからこそ、「どう届けるか」を少し工夫するだけで、結果に違いが生まれます。

新規のお客様とリピーターのお客様。
それぞれに合った情報を、端的に・わかりやすく届ける。

この基本を意識することで、チラシはより伝わるツールへと変わっていきます。
夏という人の動きが変わる季節に、あらためてチラシの設計を見直してみる。
その一歩が、次の反響につながっていくはずです。

夏休みやお盆休みの帰省など、家に人が集まる季節。ポスティングチラシの視認率が高まる今こそ、戦略的にポスティングをしてみませんか?

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記事作成会社
株式会社リック 1989年静岡県富士市で創業。広告代理業を礎に自社媒体・自社ポスティング組織を構築。
自社発行の情報誌mydo(マイドゥー)・しずまるは35年以上に渡り毎月52万世帯にポスティングしている。
静岡県のポスティングにおいては100万部を超える配布網を築いており、県内屈指のポスティング手配力。現在はWEBマーケから情報誌制作・ポスティングまでのオンライン・オフライン広告を自社で行う課題解決型の広告会社として、静岡県内でも稀有な存在。株式会社リック

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